『あひ見ての
後の心に
くらぶれば
昔は物を
思はざりけり』
権中納言敦忠
「現代訳」
お逢いして契りを結んだ後の、この恋しく切ない心に比べてみると、
貴方にお逢いする前の恋の辛さなど、物思いの内に入らないものだったように思われます…。
平安の時代も、平成の現代も、相手に逢った後の、何とも言えない寂しさや、いとおしさって変わらないモノなんですよね。
なかなか逢えなくて、その逢えない寂しさや辛さ…。恋しくて、恋しくて、時間が経つのが遅く感じたりするのに、
逢瀬の後の、例えようもないいとおしさ…。
それがかえって恋を苦しくさせる。
逢瀬の時間が幸せに満ち足りていればいるほど…。
独りになった時の寂しさや切なさをもっと大きくさせます。
たまーに、ロマンチックな気持ちにひたる事だってあるんですよ~、アタシだって…。
(*ノ▽ノ)
若林愛でした♪
(=ΦωΦ=)ノ